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2025.07.31コラム
ニキビ跡の治療は日々進化が進み、現在多様な治療法やケア方法が存在しています。
SNSでも色々な情報が入れ替わり経ち替わり登場するので、ニキビ跡に悩みつつも「色々情報がありすぎてよく分からない」と感じる方も少なくないのではないでしょうか?
この記事では、ニキビ跡治療を受ける際の注意点や最新の治療方や改善プランについてご紹介します。
ひとことでニキビ跡と言っても、赤みが出るタイプ、クレーター状にへこむタイプ、盛り上がるタイプなど様々な種類があります。
ニキビ跡の種類や症状の程度ごとに適切な治療法は異なるため、自己判断で「これがいい!」と決めつけてしまうのは大変危険です。
誤ったケアを行うと、ニキビ跡が改善されないばかりか、炎症などが悪化する可能性もあります。
ニキビ跡が気になる場合は、皮膚科で診察を受け適切な治療を行うことを強くおすすめします。
種類ごとのニキビ跡治療法はこちらの記事でも解説しております。ぜひ合わせてご覧ください。
はなふさ皮膚科は数多くのニキビ跡治療の実績があり、治療法やケアも豊富にご用意しております。
一般的にニキビ跡治療は難易度が高いとされており、保険適用内の治療法は外用薬・内服薬が中心です。
保険診察を中心にしている皮膚科では物理的にニキビ跡に直接アプローチする治療法が受けられないことも多く、一方で自由診察ができる医院やクリニックでは場所によって利用できる治療法やケア方法に大きな差があるため、ニキビ跡の治療法がよくわからないとお悩みの患者様が依然として多いのが現状です。
ニキビ跡の種類や程度によっては、緩和的なケアしかしてくれないクリニックも多く、不満に思われた方も少なくないのではないでしょうか?
はなふさ皮膚科では豊富な選択肢の中から、ひとりひとりにあわせたオーダーメイドでの治療プランをご提供しております。
「これまでニキビ跡治療で改善しにくかった」「しっかりとニキビ跡にアプローチする治療法を受けたい」という方ははなふさ皮膚科 静岡院にご相談くださいませ。
こちらでは、はなふさ皮膚科 静岡院で利用できるメスを使わないニキビ跡の治療法(非手術法)についてご紹介します。
フォトフェイシャル(IPL)は、肌に強い光を当ててニキビ跡やシミなどの治療を行う方法です。
静岡院ではステラM22というLumenis社から販売されたIPL治療機器を使用しております。
ステラM22は2021年2月に日本で薬事承認
を得た機器で、ニキビ跡治療やシミケア、脱毛など、目的に応じてフィルターを使って光の波長を調節できるのが特徴です。
ポテンツァは微小な針を肌に刺して、ラジオ波を流す治療法です。フラクショナルラジオ波マイクロニードル療法(FRM療法)とも呼ばれています。
治療の原理としては蒸散型フラクショナルレーザーやマイクロニードル治療にも似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか?表でまとめました。
治療法 | ポテンツァとの違い |
フラクショナルレーザー | 皮膚表面に熱傷が起こる可能性がある |
マイクロニードル | 針を刺すだけでラジオ波が流れない |
RF波 | ラジオ波を皮膚の上から照射するので熱傷を避けるため熱量が低い |
ポテンツァはニキビ跡や毛穴の治療に有効とされています。
とある調査では、ニキビ跡がある患者30名を対象に4週間間隔を開けて2回ポテンツァを行ったところ、73.3%の割合でニキビ跡の改善が、70%の割合で毛穴の開きが改善されたというデータがあります。
また、通常のポテンツァを行ったあとにマックームなどの薬剤を注入する治療法もニキビ跡の改善が期待できます。
ダーマペン4は、微細な針がたくさんついた機器の先端で肌に穴を開けて成長因子を塗布する治療法です。
微細な穴を肌に開けることで、肌が本来持つ傷を修復しようとする作用によりコラーゲンや表皮細胞などが活性化され、ハリが出ます。
同じく肌表面に穴を開けるダーマーローラーと比べて、傷の深さを調節できたり、均一で美しい穴が開けられるといったメリットがあります。
エクソソームは細胞間の情報伝達に関係するとされている細胞外小胞のことです。
ニキビ跡のケア以外にも、たるみやしわの改善、美白、エイジングケア、育毛などへのアプローチが期待でき、多くの美容皮膚科で導入されています。
はなふさ皮膚科ではExoCoBio社の「ASCE+SRLV-S」という製品を使用しています。
「ASCE+SRLV-S」には50種類の成長因子と1050種類のタンパク質、600種類のマイクロRNAは含まれています。
ニキビ跡改善のための施術として、ダーマペンやフラクショナルレーザーと組み合わせることが多いです。
レーザーやフォトフェイシャルなど非手術法での治療が難しいニキビ跡は、花房式ニキビ跡治療など手術での治療法が有効なことがあります。
はなふさ皮膚科オリジナルの「花房式ニキビ跡治療」は、炭酸ガスレーザーとサブシジョンを組み合わせた治療法です。
従来では、クレーター型のニキビ跡に対する有効な治療法があまりなく、患者様がせっかく治療をしてもなかなか良くならないとお悩みの状況が続くという状態でした。
このような状況を打破し、より多くの方がニキビ跡治療を行えるよう10年に渡る研究の末生み出されたのが「花房式ニキビ跡治療」です。
サブシジョンは皮膚の中にある線維化した瘢痕組織を切り離して、ニキビ跡を下に引っ張る力を和らげます。炭酸ガスレーザーでニキビ跡の凹みを削ってなだらかにして、時間の経過によりニキビ跡が浅く目立ちにくくなります。
ニキビ跡の種類や深さによってはヒアルロン酸などを注入してふっくら感をプラスすることがあります。
サブシジョンとは、ニキビ跡によってできた皮膚の中の瘢痕組織を水平に切り離す治療法です。
特にクレーター状のニキビ跡の瘢痕組織は皮膚の中で繊維状になり、通常の皮膚組織よりも弾力性が低く肌のひきつれを起こすことが多いです。
そのため、レーザーなどで肌表面だけにアプローチしても、皮膚内部の瘢痕組織が引っ張る力により跡が改善しない事も。
サブシジョンで瘢痕組織を切り離すことで凹みの改善を目指せます。
通常、サブシジョンはカニューレを使うことが多いのですが、対応できないニキビ跡の種類も多いため、当院では特殊な針を使用してひとつひとつ丁寧に切断作業を行います。
そのため、従来サブシジョンでの対処が難しかったボックス型・アイスピック型のクレーター状ニキビ跡にもアプローチできるようになりました。
炭酸ガスレーザーは、炭酸ガスを発振物質としたレーザー治療機器です。
水分が多い組織に炭酸ガスレーザーを当てると、レーザーの光が熱に変換されて等を蒸散させ削り取ることができます。
主にクレーター状のニキビ跡治療として用いることが多く、クレーターのエッジ(角)部分を削り、へこみをなだらかにします。
炭酸ガスレーザーは固くなった皮膚を削って皮膚の再生を助けるので、時間が経つほどに削った部分がふっくらとします。
はなふさ皮膚科では、先ほどご紹介したサブシジョンと組み合わせた「花房式ニキビ跡治療」や、イソトレチノインと組み合わせた「花房式毛穴治療」といった治療法も提供されています。
ニキビ跡が瘢痕(白っぽく光沢のある傷跡)化した場合、レーザー等の治療法では、改善が見込めないことが多いです。
そうした時には、皮膚を移植する「パンチグラフト」という手術を行うケースがあります。
パンチグラフトによるニキビ跡治療は、瘢痕化したニキビ跡をパンチを用いてくりぬき、他の場所の皮膚を移植して、貼り付けるか縫い合わせて皮膚を生着させるという手順で行います。
ニキビ跡が残ってしまったら、もう戻らないという印象をお持ちの方も多いでしょう。
たしかに治療が難しいタイプのニキビ跡もありますが、現在では研究が進み様々な治療方法が考案されています。
今回ご紹介したように、はなふさ皮膚科では多くのニキビ跡治療法やケアを提供しており、患者様の症状や跡の程度、種類に応じて複数のプランを組み合わせて、ひとりひとりに合わせたオーダーメイドプランのご案内が可能です。
まずはお気軽にご相談くださいませ。