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2025.11.26コラム
「何度治療を受けても、ニキビが繰り返しできてしまう」
そんなお悩みを抱えていませんか? 長期にわたり症状が続き、一般的な治療だけでは改善が難しい「難治性ニキビ」は、特別な配慮と治療計画が必要です。
しかし、治らないとあきらめる必要はありません。
近年では、保険診療による基礎的な治療と、自費診療による先進的な医療技術を組み合わせたアプローチにより、より効果的な改善をめざすことが可能になってきました。
本記事では、難治性ニキビの正しい理解から、一般的な治療で効果が出にくい理由、そして最新の治療法をわかりやすく解説します。

ニキビは一時的な肌トラブルとして軽く見られがちですが、慢性的に繰り返す場合は通常の治療だけでは改善が難しいこともあります。
この章では、「難治性ニキビ」とはどのような状態を指すのかを解説します。
通常のニキビは、適切なスキンケアや市販薬、保険診療による外用薬・内服薬で徐々に改善する傾向があります。
一方で「難治性ニキビ」は、そうした治療を数ヶ月〜年単位で続けても改善しない、あるいはすぐ再発してしまう重度のニキビを指します。
膿を伴う炎症性ニキビが多発し、赤みや痛みが強く、クレーター状のニキビ跡を残しやすいのが特徴です。
難治性ニキビには、以下のような複合的な要因が関係しています。
難治性ニキビは見た目の問題に加え、長期化によって心理的なストレスや自己肯定感の低下を招くこともあるため、早めの専門的アプローチが重要です。

ニキビ治療において多くの方が最初に試みるのは、保険診療を中心とした標準的な治療です。
しかし、難治性ニキビの場合はこうした治療のみでは十分な効果が得られないことが少なくありません。
ここでは、なぜ一般的な治療が限界を迎えるのかを解説します。
保険適用内での治療では、主に以下のような選択肢が中心となります。
これらは炎症を抑える作用や面皰(コメド)の改善に効果を発揮しますが、皮脂分泌の抑制やホルモン調整といった深いレベルの対策まではカバーできません。
また、炎症の再発を繰り返すタイプや、内因的な原因が強いケースでは効果が不十分なこともあります。
難治性ニキビに有効とされる「イソトレチノイン(ビタミンA誘導体)」や「スピロノラクトン(ホルモン調整剤)」は、欧米では一般的な処方薬ですが、日本では保険適用外のため、保険診療では使用できません。
これにより、難治性ニキビの患者さんにとっては、必要な治療へアクセスできない状況が生じています。
保険診療に基づく治療は、主に「表面的な炎症を抑える」方向に寄りがちで、ニキビの根本的な要因(皮脂分泌、角質代謝、ホルモン環境など)への多面的なアプローチが難しい傾向があります。
その結果、いったん良くなってもすぐにぶり返してしまう、という悪循環に陥ることがあります。

難治性ニキビを本質的に改善するには、ひとつの治療法に頼るのではなく、肌状態や生活背景に応じて複数の治療法を段階的に組み合わせることが鍵になります。
ここでは、保険と自費を補完的に活用した治療方針について解説します。
まずは保険適用のある治療で、肌の炎症や角質の異常を整えるところからスタートします。
主な治療内容には以下が挙げられます。
これらはニキビのベースを安定させるための第一段階です。
保険診療だけでは改善が難しい場合や、ニキビの再発を繰り返している場合には、自費診療を併用することで治療の幅が広がります。
自費治療では、炎症の原因となる皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、ホルモンバランスの乱れといったニキビの根本的な要因に対して、より積極的かつ多角的な対策が可能となります。
症状の程度や肌質、生活習慣に応じて最適な方法を段階的に組み合わせていくことで、より高い改善効果が期待されます。
また、治療後の肌の質感やニキビ跡のケアまで視野に入れたアプローチも取り入れることで、再発を防ぎながら健康的な肌状態の維持を目指します。
難治性ニキビに対しては、患者ごとの肌質やニキビの種類・部位・生活習慣に応じた治療設計が必要不可欠です。
一律のメニューではなく、「まずは炎症を抑える」「次に肌質を整える」「最終的にニキビ跡を修復する」といった段階的なアプローチが有効です。
保険と自費を適切に組み合わせることで、治療の幅が広がり、より早く、かつ持続的な改善が見込めます。

ここでは、現在多くの医療機関で導入されている代表的な自費治療について紹介します。
マイクロニードルと高周波(RF)を組み合わせた美肌治療機器です。
皮膚の深層に熱エネルギーを与えることで、ニキビ跡・毛穴・赤みの改善が期待されます。
肌へのダメージを抑えながら真皮の再構築を促す治療として注目されており、1回5万円台から提供されるケースが多くなっています。
欧米のガイドラインでも標準治療とされる、皮脂腺の機能を抑制するビタミンA誘導体の内服薬です。
6〜9ヶ月の服用で、皮脂分泌を根本から抑え、再発の少ない肌質へと改善が期待されます。
30日分2万円台前半で処方されるケースが一般的です。
肌表面に微細なレーザーを照射し、皮膚の再生を促進する施術です。
ニキビ跡の凹凸や色素沈着、毛穴の開きの改善に使用され、1回3万円前後が相場です。

長年ニキビに悩み、保険診療では思うような効果が得られなかった方にとって、治療の選択肢が広がった今、改めて肌と向き合うことは大きな希望となるはずです。
保険と自費を適切に組み合わせた治療では、炎症・皮脂・瘢痕といった複数の原因に段階的にアプローチできるため、根本的な改善と再発予防が可能になります。
こうした多面的な治療に取り組んでいるのが、はなふさクリニック静岡院です。
皮膚科・形成外科の専門医による診察のもと、ポテンツァ、ピーリング、内服薬、CO₂レーザーなどの施術を組み合わせ、ニキビ跡の凹凸には「花房式ニキビ跡治療」という独自の治療法も提供しています。
JR静岡駅から徒歩15分、完全予約制・24時間WEB予約対応で通いやすく、カウンセリングから施術後のケアまで丁寧に対応します。
ニキビ治療に本気で取り組みたい方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
まずは一度、肌の状態を専門医に相談してみてはいかがでしょうか。