2025.08.21コラム

紫外線対策だけじゃない!光老化から肌を守る最新アプローチ

夏本番、旅行やお出かけが楽しい季節ですが、気になるのは強い日差しではないでしょうか?

とくに近年の日本の夏は気温も高く、日差しも非常に強力でお肌へのダメージが気になるという方も多いでしょう。

紫外線など太陽光は、「光老化」を招くため日頃からこまめなケアが必要となります。

本記事では、以下のポイントについて解説いたします。

  • 光老化とは?紫外線、赤外線、ブルーライトの違い
  • すぐ始められる光老化対策
  • 光老化によるお肌悩みの治療やケア方法

光老化とは?

光老化とは、紫外線などの太陽光線を浴び続けることで引き起こされる老化現象のことを意味します。

通常、皮膚の老化現象には加齢による老化がありますが、光老化とは変化の仕方が異なります。

一般的な加齢による老化の場合は、皮膚の厚さや色が薄くなる傾向にあります。光老化は皮膚のハリをキープするための組織が破壊され、皮膚が厚くなりゴワゴワとした質感に変化するという点が加齢性老化との違いです。

また、紫外線による影響で肌色が濃くなったり、シミやシワ、イボなどが出てくるというケースも。

参考:日焼け Q5 – 皮膚科QA(公益社団法人日本皮膚科学会)

資生堂の研究では光老化の影響で肌がくすみやすくなることも分かっています。

参考:資生堂、最先端のエピジェネティクス研究で光老化により肌がくすみやすくなる原因の一端を解明

このように、様々な肌悩みの原因になる光老化ですが、どの光線がどのように肌に作用するのでしょうか?以下からご紹介していきます。

紫外線

紫外線は主にUVBとUVAに分けられます。それぞれの違いについて見ていきましょう。

・UVB:波長280~320nm

UVBは主に表皮に作用する波長の紫外線です。日焼け(サンバーン)を起こす力が強いのが特徴。

・UVA:波長320~400nm

UVBと比較して日焼けを起こす力はそこまで強くないものの、波長が長く真皮層にまで入り込むという特性があります。

UVB・UVAは機序は違うもののどちらもDNAを損傷させる働きがあるため、長期に渡って皮膚にダメージを与え、シミ・シワなどの光老化による慢性皮膚障害の原因となるのです。

ちなみに、日焼け止めのSPFとPAという表示はブロックできる紫外線の種類を示しています。

  • SPF:UVBを防ぐ数値(数字が高いほどUVBを防ぐ時間が長い)
  • PA:UVAを防ぐ数値(+が多いほどUVAを防ぐ効果が高い)

赤外線

光老化の主原因は紫外線というイメージを持たれがちですが、実は赤外線もお肌にダメージを与えます。

赤外線は可視光よりも波長が長い光線で、物体を温める力があります。赤外線の場合、その温める熱の力が肌にダメージを与えてしまう事が分かっています。

赤外線の熱ダメージの影響

  • 血管内皮増殖因子(VEGF-A)が増加することで、シミ・赤み・シワなどへの影響が考えられる
  • 肌トラブルの原因となる過酸化脂質が増加する

参考:資生堂、赤外線が肌に悪影響を与えるメカニズムを解明

やっかいなのが、太陽光の中に含まれる赤外線は紫外線よりも多いという点です。

紫外線をブロックする日焼け止めだけではなく、日傘や帽子、上着など肌に熱ダメージを与えないような対策も必要となります。

ブルーライト

ブルーライト(青色光)は、可視光線の中で短い波長の光線です。

スマホやパソコンから出ているイメージがありますが、実は太陽光線にも強度の強いブルーライトが含まれています。

ブルーライトは波長が短いため、表皮に作用します。太陽光の強さのブルーライトが肌にあたると、酸化ストレスが高まり、うるおいやハリの低下に繋がるとされています。

光老化対策

すぐ始められる光老化対策を3つご紹介します。

日焼け止めなどの紫外線対策

日焼け止めは基本的な光老化対策と言えます。

「日焼け止めを塗ってるのに日焼けする」「日差しをブロックできている感じがない」という方は、日焼け止めの量や塗り方に問題があるかもしれません。

日焼け止めの量は?

顔に塗る場合は、以下の量を目安にしてください。

  • ミルクタイプ(シェイクして使うタイプ)の場合は1円玉×2回塗る
  • ジェルタイプの場合はパール1粒分×2回塗る

日焼け止めの塗り方は?

頬や鼻など高い位置にある顔のパーツは焼けやすいので、顔全体に十分な量を塗ったあとさらに重ね塗りするのもおすすめです。

日焼け止めのSPF値は紫外線をブロックできる時間を意味していますが、汗やこすれなどで日焼け止めが落ちることがあります。外出する場合は2~3時間にごとに塗りなおすことで日焼け止め効果が持続できます。

入念なスキンケア

日光を浴びた後の肌は乾燥したり、皮脂が酸化したりしてお肌にとっては過酷な状態になっています。

夏は暑いからといってスキンケアを簡略化したり、省略する方もいますが、紫外線などの日光のダメージは想像以上に強力なものです。化粧水や乳液などを使ってしっかりとケアすることをおすすめします。

スキンケアの質感が重いという場合は、油分が少なくみずみずしい質感の物を選んでみましょう。

肌表面の温度が高いと毛穴開きなどの原因となります。アウトドアや屋外でのスポーツで強い日差しを受けた日は、鎮静成分が配合されたシートマスクなどで肌の温度を下げるのも効果的です。

抗酸化成分のサプリや美容点滴で内側からケア

強い日差しを浴びた肌、活性酸素が発生します。活性酸素は人体の免疫を保つ役割を持つ重要な物質ではあるものの、あまりに多いと炎症や老化に影響を及ぼすとされています。

抗酸化作用のある成分を摂取することで、体の内側から炎症ケアができます。

  • ビタミンC
  • ビタミンD
  • グルタチオン

などの成分は抗酸化作用や抗炎症作用が期待できます。

ただ、抗酸化作用のある成分だけで日焼けのダメージをすべてカバーすることは難しいので、日焼け止めや日傘など物理的な紫外線対策と併用しましょう。

光老化によるダメージケアははなふさ皮膚科 静岡院にご相談ください

はなふさ皮膚科 静岡院では、シミやシワなど光老化によるお肌のダメージケアをご用意しております。

シミ治療

はなふさ皮膚科では、患者様の肌質やシミの種類に応じたカスタマイズプランをご提案しております。

シミの種類や原因は様々ですが、「老人性色素班(日光性色素班)」は日光を浴び続けることでできる光老化の症状の一種です。

老人性色素班は、顔・手の甲・腕など日光にあたりやすい場所にできるのが特徴。

最初は色はうすいですが、徐々に色が濃くはっきりとしてきます。

はなふさ皮膚科でおこなっている老人性色素班の治療法をご紹介します。

※ 老人性色素班の治療法は個人によって異なる場合があります。医師とご相談の上治療法やケア方法を決定してください。

ピコレーザー

ピコレーザーは他のレーザーと比較して短時間でのレーザー照射が可能で、周辺組織にダメージを与えにくいという特徴があります。

ダウンタイムも短いので、効率の良いシミ治療をお探しの方におすすめの治療法です。

  • シミの大きさ:1cm~
  • 料金(税込):16,500円~

フォトフェイシャル

フォトフェイシャル(IPL)は、メラニン色素に反応する強力な光を照射する機器でシミを薄くする効果が期待できます。

はなふさ皮膚科 静岡院では、ステラM22という機器を使用しています。

  • 全顔トライアル
  • 料金(税込):16,500円~

シワ治療

シワの原因は表情や乾燥など、様々な要素が挙げられます。

こちらでは、紫外線等光老化が原因でできたシワの治療方法をご紹介します。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャル(IPL)は、強い光を当てる機器です。光の刺激によって、線維芽細胞を活性化し、コラーゲンを増やしてハリが出る効果が期待できます。

  • 全顔トライアル
  • 料金(税込):16,500円~

炭酸ガスフラクショナルレーザー

炭酸ガスフラクショナルレーザーは、炭酸ガスを発振物質としてレーザーを照射する治療機器です。

シワの治療には、点状に照射することで刺激を抑えつつ皮膚再生を促すため、シワ改善が期待できます。

  • 頬/こめかみ:1回
  • 料金(税込):66,000円~

ヒアルロン酸注入

光老化等の影響で肌がたるんだことでできるシワには、ヒアルロン酸注入が適しているケースもあります。

はなふさ皮膚科では自然に美しく仕上がるよう、VISTA Shapeなど欧米で学んだ最新の3D注入法を採用しております。

  • ヒアルロン酸1本
  • 料金(税込):60,500円~

まとめ:光老化から肌を守って健康なお肌を保とう

光老化は紫外線、赤外線、ブルーライトなどの光線による影響でお肌が老化する現象だという点を解説いたしました。

光老化は、日焼けだけでなく、シミ・シワ・たるみなどお肌悩みの原因となり、深刻な場合は皮膚がんなどの重篤な疾患も引き起こしかねません。

今回ご紹介した紫外線対策・スキンケア・内側からのケアを取り入れて、日頃からしっかりと対策しましょう。

はなふさ皮膚科では光老化による諸症状に対して、多くの治療法をご用意しております。

患者様の肌質、症状、体質などにあった内容をご提案させていただきますので、まずはお気軽にカウンセリング等をご利用くださいませ。

TOP